2025/04/22
こんにちは!
シンポ歯科クリニック浦和の新保です。
暖かくなり、冷たいものを欲する季節になりました。
夏のアイス、冬の冷たい風、甘いスイーツ…
「しみる!」と感じた瞬間、つい手を止めたことはありませんか?
その「キーン」とした痛み、知覚過敏かもしれません。
そして実は、放っておくと歯を守る力がどんどん弱ってしまうことも。
今回は、知覚過敏の原因や治療法、歯医者に相談すべき理由についてお話しします。
◆ 知覚過敏とは?
知覚過敏は、歯の表面を覆うエナメル質が削れたり、歯ぐきが下がったりして、内部の象牙質がむき出しになることで起こる刺激痛です。
▼ こんな症状、ありませんか?
冷たいものや熱い飲み物で「キーン」と痛む
甘いものや酸っぱいものでしみる
歯ブラシが当たるだけで痛い
症状は一時的でも、体が発しているサインを見逃してはいけません。
◆ 原因は“生活習慣”にも
知覚過敏の原因は一つではありません。
むし歯や歯ぎしり、強すぎるブラッシング、酸性の飲食物の摂りすぎなど、日常のクセや習慣が関係していることも多いのです。
また、ホワイトニング後や歯周病治療のあとに一時的に症状が出ることもありますが、正しいケアで改善できるケースがほとんどです。
◆ 歯医者に相談するメリット
「しみるだけだから、そのうち治る」
そう思って放っておくと、症状が慢性化したり、別の病気が隠れているケースも。
歯科では、以下のような対処が可能です:
✅ 専用の薬剤で象牙質を保護
✅ 歯のくさび状欠損などを修復
✅ 歯ぐきの状態をチェック&ケア
✅ 噛み合わせや歯ぎしりの調整
✅ 正しいブラッシング方法の指導
原因を見極めて、適切な対処をすることが一番の近道です。
◆ 知覚過敏は「防げる」症状です
知覚過敏は、適切なケアで改善が期待できます。
さらに、日々の生活習慣を見直すことで再発予防も可能です。
▼ 予防のポイント
・やさしい力で歯を磨く(柔らかめの歯ブラシがおすすめ)
・フッ素入りの歯みがき粉を使う
・定期的に歯科医院でチェックを受ける
・食事後すぐに歯を磨かない(酸蝕からの保護)
◆ まとめ
知覚過敏は、放っておいても良くなることはほとんどありません。
「ちょっとしみるだけだから…」と我慢せず、お気軽にご相談ください。
症状が軽いうちにケアすることで、歯の寿命を延ばし、毎日の食事や会話がもっと快適になりますよ!
お気軽にご相談ください!